予定していた日帰り検査入院(水腎症)をしました。
水腎症とは、尿管が何らかの原因で詰まり、腎臓に尿が溜まり拡張してしまう病気のこと
何の検査かというと、
水腎症に対する精査のためにする
腎臓RI、シンチ、レノグラムです。
腎臓の形、造りや、尿の停滞や流れ方を見るものです。
朝8時半には外来に到着。採血とルート確保があるので9時半の検査に間に合うように早めに来てほしいということで頑張って早起きしました。
採血、ルート確保…終わったのは10時。
しかも、採血する前にシンチで寝かせるためのトリクロを注入したのでシンチ中に覚醒して、ラボナールを追加で使う羽目になりました。
10時半と15時半の2回、シンチをしました。
結果は
両側膀胱尿管移行部狭窄症
水腎水尿管症(右2° 左1°)
腎臓に尿は停滞しているようですが、
利尿剤の使用で膀胱へ流れているようで、
状態としては中程度のようです。
すぐ手術の必要もなく、
10歳くらいまでこのままなら、何もしなくていいということでした。
ただし、
右の腎臓には石灰化というかカルシウムの影響で泥状になったものが蓄積しているようで、これが石になって尿管に流れていくと傷つけて血尿が出る事があるらしく、腹痛も伴うようです。
カルシウムがたまる原因としては利尿剤を飲んでいること。
これは心疾患があるため、辞められません。
あとは母乳強化剤 HMS-2も多く含んでいるようです。ただグルちゃんは飲める量が少ないので、これも辞められません。
とりあえずはこのまま様子をみることとなりました。
どうか石になりませんよーに。
それと心配していた
膀胱から尿管、腎臓への尿の逆流はないようです。もし逆流していたら感染の原因となり腎盂腎炎などになりやすいようです。
腎盂腎炎とは、腎臓の中にある尿が集まる場所である腎盂に、細菌が感染して炎症を起こす病気のこと
でも停滞はするので感染を繰り返すことがあれば、手術も考えないといけないようです。幸いにも、まだ腎臓の感染は起きたことはないようです。
心臓の根治術のことで
いっぱいいっぱいなので
どうか腎臓は順調に経過してほしいです。
腎臓の検査は無事に終わりましたが…
終わったころから体温38度…
謎の発熱。
結局、日帰り出来ずに入院となりました。
1日1回は吐くし、熱でるし、
サチュレーションは悪くなり、機嫌悪くずっと抱っこだし…辛かったです。
誤嚥した、風邪をひいた…可能性が高いようです。
吐く姿はやっぱり見てて辛いし、
自分が何か悪かったのかな?とか
吐かないように何か出来たのかな?
とか思うと余計に辛くなります。
抗生剤の点滴で
酸素も下げることができ、状態は落ち着きました。
そこで
入院している間に
なんとか口から少しでも飲めないか、
嚥下チーム(耳鼻科医師、歯科医師、歯科衛生士、嚥下認定看護師、ST)に飲みこみを詳しく見てもらうことになりました。
白湯でも飲めるといいなぁ…
(脂肪分を、誤嚥すると肺へのダメージが強いとのことで、ミルクではなく白湯でスタート)
気付けば生後半年まで
毎月入院していました……