手術した病院を受診してきました(退院後2度目)。
今回は予約時間10時。ちょっと余裕がありました。それでも6時15分に出発。
出る前に、浣腸でしっかりお通じを出して
両鼻をカテーテルで吸引して
車に乗りみました。
乗り込んだ途端に
ウプウプして吐きそうな顔。吐かなかったものの、鼻がブーブー鳴るので家に戻って再び吸引し、落ち着きました。
7時のミルクはサービスエリアでする予定とし、到着するまでの車内で搾乳しました。
1回量が100mlになったので結構しんどい。
なんとか準備して
サービスエリアで注入しました。
でもお腹が空き過ぎていたのか、空気をゴクゴク飲んでいました。
前半の65ml入れ切ったところで
ウプウプして
ゲーっと大きなゲップ。そのあと少し白い泡を吐きました。
休憩の30分はご機嫌でした。
安心して後半残りの35mlを入れ切ったところで
ウプウプ
ウプウプ
嫌な予感が的中。
20mlくらい吐きました(泣)
グルちゃんが吐くと、私の寿命が縮まる思いです。誤嚥が怖過ぎて(泣)
サチュレーションは97%と安定していたので、そのまま出発しました。
病院に到着したのは9時40分。ちょうどいい時間。今日は採血と心エコー。
前回、サクッと採血してくれたので余裕で待っていると、電気が消えたりついたり。
グルちゃんは泣きっぱなし。終いには医者が登場。3人の看護師ではとれなかったようで
「なかなか取れなくて、先生に来てもらいました。ご心配おかけします。」
と。
やはり、採血しにくいようです。
ようやく取れて迎えに行くと、全身真っ赤にして大泣きのグルちゃん。
沢山褒めてギューっとしました。
泣き疲れた後の
トリクロ(眠る薬)とミルクで
グルちゃんあっという間に夢の中…
おかげで
心エコーは順調に終わりました。
それから暫く待って
いよいよ診察。
今回こそ、根治術を
プッシュするんだ!と意気込んでいました。
担当医の第一声は
「どのくらい体重増えた?1ヶ月で700g、凄いね、このホッペみたら外科の先生もビックリするわよー。」
と。
いや、頬はマクトンオイルを注入してる影響ですよ!?
手足も細いし…全然ふっくらしてないのに。
そして…
「体重も増えてるし、根治術の目標は10キロですね。」
と言いました。
それは無理。
この状態で10㎏まで(あと5㎏)今の生活をする自信はない。
医師曰く
「バンディング部の流速が3.3から3.8になり、速くなっている。これは酸素投与を始めて肺の状態がよくなり、肺の圧が下がったため。エコーで見る限り今肺高血圧はない。酸素をして、流速、サチュレーションが上がるということは肺血管はいい状態。
つまり、心臓も肺もいい状態。」
と。
うん
それは理解した。
けど、じゃぁ10㎏まで今の生活を続けるの?口から飲めないの?
と聞くと
「心臓の状態からいうと飲める。脂肪分を誤嚥すると肺がダメージ受けやすいから、白湯やポカリスエットを飲むといい。たとえ誤嚥しても、それは心臓ではなく胃の逆流などの問題。誤嚥の検査(VF.VE)はしなくてもいい、したからと言って100%わかるものではない。検査したら安心するかもしれないが、各々リスクが色々ある。」
納得いかない返答ばかりでした。
実際食べさせるのも、飲ませるのも母親の私。
むせない誤嚥もある。
誤嚥しているのに気付かず飲ませて
これ以上肺を傷つけたり
息子に苦しい思いをさせたくなかった。
私が神経質なのだろうか
と思っていると
医師は
「お母さん、
一旦心臓病のことを忘れてみませんか?」と。
(この言葉、この時の状況は今でも鮮明に覚えています)
「できません」 と即答しました。
信じられない医師からの言葉を聞いて、もやもやしたまま
帰路につきました。
次回の受診を聞くと
かかりつけの医師は1.2ヶ月毎に行くように言っていたけど、
半年毎とかでいいですよ、あとは地元の病院で診てもらって。と。
それは
10㎏になったら受診して。ということですか?!
グルちゃんのために何が出来るのか
毎日考えて
1番いい方向に持っていきたくて
試行錯誤していました。
子供は病院も医者も選べない。
このまま、言われるがまま
コツコツ体重増やして待ってていいのだろうか。今は1日に20gくらい増えてるけど、
これからもっと成長は緩やかになる。
でもミルクはそんなに増やせない。
となると、厳しい日々が待っていそうでした。
やはりここは…
セカンドオピニオンかなと考えるようになりました。
もうひとつ病院の意見を聞いて
それでも目標が8㎏、10㎏なら納得できる。
モヤモヤしたまま、時間が過ぎれば
きっと後悔する。
勇気を出して
一歩踏み出すときかもしれないと思いました。