赤ちゃんとビタミンD、使ってみてよかったおすすめサプリメント

  • 2020年6月18日
  • 2020年9月7日
  • 家族

令和元年ベビーであるわが家の次男氏、母乳とミルクを大量消費し、すくすく育っております。

予防接種や定期健診などは長男の時からお付き合いのあるかかりつけのお医者さんに、引き続きお世話になっています。
そこで、赤ちゃんとビタミンDの関係について、色々と教えていただきましたのでまとめてみました。

完全母乳の場合も、ミルクだけの場合もなにかのご参考になればと思います。
※あくまで自分なりにまとめたものです。この投稿自体が専門家の監修を受けたものではないことはご留意ください。

ビタミンDとは

ビタミンD……意識して摂らないと不足する栄養源で、かつカルシウム調整ホルモンです。
多くは皮膚で紫外線によって作られることが分かっています。よく聞く「ひなたぼっこが大事」というのは、このことも関係していそうですね。
食物では、魚介類、レバー、卵キノコ類に多く含まれています。こちらは離乳食前の乳児には難しいですね。
おすすめの摂取方法
・レバー → ベビーフードの瓶詰め
・キノコ類 → ミートソース、味噌汁、煮物 など

 

母乳の栄養とビタミンDの不足

母乳は赤ちゃんにとって最も好ましい栄養であることは言うまでもありません。
母子の愛着形成、免疫システムの活性化、将来の肥満や糖尿病の予防等の多くのメリットがあると言われています。

しかし、完璧に見える母乳にも、実はデメリットがあるようです。
なんと、母乳栄養ではビタミンDと鉄が不足することがわかっています。
鉄の不足によっておこる鉄欠乏性貧血は、主に生後6か月以降問題になるのですが、ビタミンD不足は、生後すぐから問題が発生します。

 

ビタミンDが不足すると……

ビタミンDが不足すると①

歯と骨、筋肉が弱くなります。ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収を高める作用があります。
しかし、不足してしまうとカルシウムが吸収されにくくなって、骨が柔らかくなりO脚や頭蓋ろうといった「くる病」をきたす場合があり、重症になると骨折してしまうことも。
また、低カルシウム血症による痙攣の原因にもなります。

ビタミンDが不足すると②

免疫力が弱くなり、風邪、インフルエンザ等の感染症にかかりやすくなること、感染後の喘息やアレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息)になりやすいことが報告されているそうです。

ビタミンDが不足すると③

将来、肥満・糖尿病・癌になりやすくなるといった報告があるようです。

現代日本のビタミンD不足

ビタミンDの多くは日光(紫外線)によって体内でつくられますが、紫外線をたくさん浴びることによる将来的な皮膚ガン発症のリスクを考慮し、1988年に、母子手帳(親子手帳)から「日光浴」をすすめる記載が削除され、「外気浴」に変更されました。住んでいるところと季節によって、外での紫外線を浴びる量が大きく変化しますが、この数十年で若い女性が日光を避けるようになったために、お母さんはもちろん、おなかの赤ちゃんはお母さん以上にビタミンD不足になっていることがわかってきました。
人口のミルクにはビタミンDが十分添加されているものもありますが、母乳で育てられた赤ちゃんほどビタミンD不足が続いてしまうことになります。

外気浴の目安 1日10~20分程度、室内の場合は日が当たる窓際がおすすめ

おすすめのビタミンDサプリメント

国際コンセンサス勧告において、くる病の予防目的として、1日あたり400単位(=10µg)のビタミンD補充が、哺乳方法にかかわらず生後直後から12か月目でのすべての乳児に勧められています。

µg マイクログラム=100万分の1グラム のこと

日本では2014年にビタミンD液体サプリメント「ベビーディー200(babyD 200)」(森下仁丹社製・1滴200単位(=5µg))も販売されるようになり、乳幼児へのビタミンD欠乏の予防が可能になりました。
※厚生労働省の食事摂取基準では、乳幼児で1日5µg、成人では1日5.5µgとされていますが、この数字は毎日の十分な日光浴を前提とした最低基準だと思ってください。

実際わが家で使ってみたところ、次男氏、何の違和感もなく摂取できています!
1日につき1滴なので、いつもの授乳と手間もほぼ変わらずです。