「日常生活であればたいていのことは一人でできるようになる年齢」ってどれくらいかな、と自分の子供のころを思い出していました。
当時、両親が共働きだった我が家では、たしか小学2年生くらいで裏口の鍵を渡され、いわゆる「鍵っ子」をやっていたような記憶があります。
鍵っ子=家で一人にしていてもまぁ危険はない、ということでおおむね日常生活においては手が離れる年の頃、ということになるのかなと思います。
(余談ですが、ガスコンロで火を使うのはまだ厳禁されていたような気がします。小学3年生では一人でチャーハンとか作ってたような気がしますが)
小学2年生といえば、掛け算の九九を習う頃ですよね。
もしかしたら今の学習指導要領では違うのかもしれませんが、私が小学生の時は九九は2年生で習いました。
家に知育玩具など大量にあり、ヘビーユーザーだったので、小学校入学以降、授業でつまづいたことはなかったです。
「学校の勉強なんて楽勝やんけ」と調子に乗っていましたが、
所詮私も凡人、皆と同じように九九で苦戦することになったので、“小学2年生といえば九九”とはっきり記憶に残っています。
ふと九九について思いを馳せていて思ったのですが、
九九って「基となる数字の段×1~9」というつくりになっているのはすべての段で共通なのに(当たり前)、
段によって、習得の難易度に激しく差がありませんでしたか?
(ラスボス。×1~9の全てにおいて気が抜けない。)
S … 三の段、九の段
(気を抜くと他の段にもっていかれる)
A … 四の段、六の段、八の段
(「しご=にじゅう」「ろくご=さんじゅう」「はちご=しじゅう」の休憩ポイントがありがたい)
B … 二の段、五の段
(ボーナスゲーム。寝ぼけていても間違えない)
C … 一の段
(実質足し算。RPGでいえばチュートリアル戦闘のようなもの)
という認識でした。
自分の子供たちに教える時は、下位ランクの易しい段から始めていこうと思っています。