生後71日で退院することができました。
里帰り出産のため実家に帰るのが普通なのですが
出産2週間前に実母が他界したため
実家には実父しかいません。
義実家も近かったのでそちらでお世話になることにしました。
退院日は義父がお寿司を用意してくれていました!
息子と義実家にいる…何だか新鮮だけど、
変な感じがして嬉しいのと不安なのと…複雑でした。
(里帰り出産をしていたため、主人は遠方にいます)
息子との生活は4時間毎のミルクに追われました。
その上、病院と家では造りが違うので動線が悪く、余計に時間がかかりました。
でも義両親、特に義父が家にいてくれるので
困った時は直ぐに抱っこしてくれたり、沐浴も一緒にしてくれたりで助かりました。
ミルクは昼間は直母して、哺乳瓶で飲ませて、残りを胃管から注入しました。
直母や哺乳瓶の時に時々むせるし、ゲップも上手く出来ないので、胃管から注入前に飲んだ空気をシリンジで引いてました。
胃管の脱気のおかげで、あまり吐かずに過ごせてました。
でも哺乳瓶で飲むと、息切れと陥没呼吸は増し、汗もかいていました。
夜中は全く起きないので全部注入しました。
病院ではコットにいたので、あまり動くことはなかったのに、
家で布団で寝かせると、布団から落ちそうになるくらい移動してました(笑)
その姿が可愛かったです!
何とか初回受診日までの一週間を過ごす事ができました。
受診日は採血 レントゲン 心電図 心エコーをしてもらいましたが
退院時と変化なしと言われてホッとしたのを覚えてます。
ミルクの量も少し増やしてもらいました。
ところが その2日後
なんだか呼吸がはやい
寝てるのにはやい
哺乳瓶での飲みも少ない
と思っていたら
胸の傷に膿がたまっているのに気付きました。
透明な糸がピンピン飛び出てるなーとは思ってましたが、膿がたまるとは予想外でした。
直ぐに病院に電話して診察してもらいました。
そして呼吸がはやいことも伝えました。
すると
サチュレーションが87%しかない
サチュレーションとは、血液中の酸素と結合しているヘモグロビンの割合を表す数値で、パルスオキシメーターで測定されます。通常、血液中の酸素が十分に結合している状態(96%~99%)を示し、呼吸不全などで酸素供給が不足していると低下します。
レントゲンも肺が、白くて汚い
吸引すると奥から黄色っぽい痰が引ける
ということで
退院10日で再入院となりました。
たった10日間しか帰れなかったことで
私は少し自信をなくしました。
やっぱり家に帰るなんて無理だったのかな…と。
入院の予定は2週間。
ミルクを増やしすぎたかも、ということで量の調整、感染した傷に対して抗生剤点滴をすることになりました。
ところが
2週間では帰れなかったのです。