生後1ヶ月と数日で肺動脈絞扼術を受けることになりました。
転院後、翌々日に手術する予定でした。
グルちゃんはドクターヘリに乗って、私は同乗出来なかったので(乗れる人数的に)
陸路(新幹線)で移動しました。
病院に着くと、グルちゃんは予定より早く着いたようで既にNICUにいました。
色々検査しているということで、暫くして中に入ることが出来ました。
地元のNICUではおとなしかったのに
大泣き、大暴れだったようで汗だくでした。
小さいながらも環境の変化に気付いて不安だったのでしょうか。
しかも最近はコットにいてすぐ抱っこしてもらえてたのに、また保育器に入っていて抱っこ出来なくなりました。
泣いても抱っこしたら泣き止むのに…と思うと苦しかったです。
n-CPAPも帽子を被るタイプに変わっていたのでパニックになっていました。
装着すると余計暴れて呼吸も落ち着かないので、ネーザルハイフローになりました。
nCPAP(Nasal Continuous Positive Airway Pressure)は、新生児の呼吸困難や呼吸障害を治療するために使用される非侵襲的な呼吸補助方法です。具体的には、鼻カニューレなどを通して、常に一定の陽圧(圧)を気道にかけ、呼吸を助けることで、肺胞が開いた状態を維持し、呼吸を楽にするという方法です。
ネーザルハイフローとは、鼻カニューラを通して、加温加湿された高流量の酸素や空気(もしくは酸素と空気の混合ガス)を投与する呼吸管理法の一つです。
大好きだったおしゃぶりも違うものになり
ずっと泣いていました。
その姿を見るのが辛かったです。
慣れない環境、人間関係に
私自身も落ち着きませんでした。
前の病院では、こうしてくれたのに…と比べてしまいました。
でも翌々日には手術予定だったので
「息子に頑張ろうね!」と話しかけました。
翌日は主人も休みをとってきてくれました。そして、心臓カテーテル検査をしました。
「肺動脈絞扼術をしても良くならないケースがあるので検査しましょう」
ということでした。例えるなら善玉、悪玉があると…
そんな説明を受けたので不安でした。
検査中は最悪の結果が頭の中を駆け巡ってしまい、落ちつかない私の隣で
主人はスヤスヤと寝ていて、イラっとしました。
結果は
「善玉」
ホッとしました。頑張った息子をギュッとしたかったです。
明日は手術だ!
と意気込んでいたら
外科の医師から
「心臓カテーテル検査の結果が予想より良かった。実は今もっと重篤な患者がいて、明日手術をしたいので、来週に延期になります。申し訳ありません。」
と。
早く息子の呼吸を楽にしてほしかった。
その子よりも息子を手術してほしかった。
でもしかたない
それだけ状態は悪くなかったんだ。
と思うことにしました。
待つことになった一週間は、本当に長かった。
そして手術日が変更になったので主人が来られなくなり
息子の術後を自分1人でみなければいけない。
それも辛かったです。
でも
息子の頑張りを
1人で2人分、いっぱい褒めてあげよう
息子と一緒に頑張ろう
とまた私は強くなった気がします。