太った。過去最高レベルです。
昨年の次男誕生前からジムに行けず。新生児を脱し、育児が少し落ち着いてきたタイミングで、妻からジム復帰の許可をもらった矢先、新型コロナウィルスが日本でも流行りはじめました。次男はともかく、ダウン症の長男は普通よりも免疫力が弱いので、当然あらためてジム通いも自粛になりました。(いまだに絶賛継続中)
その結果、過去最高レベルに太ってしまい、体重は80kgオーバーに・・・
ジムに継続的に通えていたころは大体72~74kgくらいだったのでじりじりと8kgくらい増えてしまった計算です。しかも、増加が止まる気配がない!
この状態はさすがにマズイ、ということで(人生何度目かの)ダイエットに挑戦します。
子供も小さく、ジムにも行けず、アラフォーで代謝も落ちている、そんな状況での挑戦をシェアしますので、同じような状況の方もそうでない方も、何かの参考にしてもらえると幸いです。
リバウンド王
実は、体重コントロール自体は何度も成功しています。
階級制のスポーツをやっているので、試合に出場する際には規定の体重まで落とさないといけないのです。試合の日程が決まると、練習強度を上げたり、食事に気を付けたり、直前には水抜きという方法を使ったり、なんとか規定の体重に仕上げてきました。趣味のアマチュアなので、プロ選手ほどそもそもの狙いにいく体重が厳しくはないのですが、一応過去一度も失敗したことはありません。
問題は、試合の後です。体重をキープもしくは微増程度に収めていれば、自分の健康のためにも、次の試合の時にも楽なはずなのに、喉元過ぎればなんとやら、毎回リバウンドしていました。そしてまた次の試合の時にシンドイ思いをして減量する、の繰り返し。
妻曰く「あなたのは減量やダイエットではなく、無理して体重落としてただやつれてるだけでしょ」と。
確かに、無理やり体重を規定に合わせにいってる感は否めないので、試合中スタミナ切れしてしまうことが多かったです。
健康診断
体重が減ったり増えたりしても(普段は太り気味くらいの状態でしたが)、「継続的に運動している私は、一般のサラリーマンより健康なはずだ」という謎の自信がありました。
しかし、数字は残酷です。30歳手前から、健康診断はどこかしら引っかかるようになりました。
たいていは、γ-GTPや血中脂質、尿酸値が多い時も。
加えて、冒頭に述べた事情から、運動すらままならない状況。
そろそろ(遅い?)健康診断の数値とまじめに向かい合わなければいけないと思い始めました。
持続可能な健康体へ
一時しのぎで体重を減らしてもすぐリバウンドしてしまうし、痩せているときも太っているときも体内が健康だったわけではありませんでした。
40歳を前にして、若さで体に無理させるのは、逆に健康を害するだけでしょう。
何歳まで生きるかわかりませんが、なるべく長い間、自分のことは自分でやれるように生きていたいので、“持続可能な健康体”を目指して、肉体や生活を改善していかなければなりません。
アクションプラン
現在の私の状態から考えると、“痩せること”を最優先にします。
まずは、平時の体重であった72~74kgへ。
その後、理想の体型を目指して、66kgくらいまで落としていきたい。
そのための具体的なアクションプランを考えました。もちろん、やっていきながら適宜修正していくつもりですが、まずはやることを決めることが大事だと考えます。ズボラな自分が実行できるよう、なるべくシンプルで簡単に。
①とにかく走る(有酸素運動)
②夜更かししない(睡眠時間の確保)
③ジャンクフードのカットは少しずつ(持続できる食事)
の3つを柱にします。
①とにかく走る(有酸素運動)
「ダイエットには有酸素運動がよい」洋の東西を問わず、あらゆる媒体で言われているので、これ自体を疑う人はそう多くはないと思います。ただ、私がなんとなく有酸素運動に二の足を踏んでいたのは、「筋肉が減少してしまうから」という理由でした。これは様々な学説や実験があるので、確実とは言えないでしょうが主に筋トレ界隈(ボディビルダーやフィジーカー)でよく言われています。有酸素運動は筋肉も分解してエネルギーにしてしまうから、やるならよく計算してやるべき。という言説です。
私はビルダーでもフィジーカーでもないのですが、アマチュアとは言え一応スポーツ競技者として筋肉が減ってしまうのは避けたいなぁ、という思いがありました。まぁそれを言い訳に有酸素を避けていたんですが。ただ走るのってつまらないし。試合前の減量時には、多少の筋肉減少はやむを得ない(なにはともあれ規定体重まで落とさないと試合にすら出られないので)として嫌々走っていたことはあります。
今回は、そういうレベルではなく太ってしまっている現実があるので、いよいよ覚悟を決めました。筋肉が落ちたとしても、体重減を優先します。この新型コロナ禍でジムでの練習もできず、全国的にアマチュアの試合は行われていない時期ですし。タイミング的にはちょうどいいかな、と。
②夜更かししない(睡眠時間の確保)
これは単純です。
“夜中まで起きてると、小腹が空くから”これに尽きます。
夜更かししてると小腹が空いてきて、ついついお菓子をつまんでしまうんですよね。
さっさと寝ることで、物理的に夕飯の後に余計なものを食べないようにしてしまおう、というアプローチです。
他にも、ホルモンバランスからしてしっかり睡眠をとった方が痩せやすいという話はあるそうですが、エビデンスを確認しているわけではないので、そういう話をしている人もいる、くらいにとらえておいてください。
③ジャンクフードのカットは少しずつ(持続できる食事)
私がリバウンド王である理由の一つでもあるのですが、単純に食べることが好き、です。
これはもう昔からなので、無理矢理修正するのは難しいと判断しました。
試合前の減量期には「計量まで我慢すればいい」ということで、意志の力で無理矢理なんとかしていました。当然、試合後はドカ食い。平時は、また試合前に減らせばいいや、と食生活を省みることはありませんでした。今回は、日常的に無理なくできる=一生この食生活で大丈夫、というレベルの生活改善を目指しているので、大好きなジャンクフードを完全カットするのはそれこそ現実的ではありません。少しずつ無理のない範囲で減らしていくのが長い目で見て正解だと考えました。
経過報告も
あまりに太ったため、いよいよ妻からの愛ある(きっとあるはず)罵倒も多くなってきました。
子供のためにジムにいけないことを言い訳にしてもしょうがないので、老後も見据えて、ここらで持続可能な健康体になりたいと思います。
期間か重さか、キリのいい区切りで経過も報告していくので、あるオジサンの取り組みとして参考にしてみてください。
それではまた。